予備予選 個人的感想メモ
こんばんは、夕影です。
前回の記事の続きです。
突然ですが、私は今、11月に実施される試験に向けて勉強をしています。普通は遅くとも5月には勉強を始めなければならないのですが、私が受験を決心したのは今月です。
そして、その試験の倍率は例年10〜11倍。ひゃ〜難しい。端的に言うと『ヤバい』状況です。
……とまあ、私の試験のことなんかはどうでもいいんですが、何が悲しいかって……11月に試験ってことは!!!10月に行われるショパンコンクールの本大会を!!!!リアルタイムで楽しむのは厳しい!!!!ってことです😭😭
せめて予備予選だけでも(比較的)じっくり見たい……ということで、勉強の合間を縫って(だいぶ勉強をサボってしまった)配信を見ていました。素人なりに感想を持ったりなんかもしちゃいました。
というわけで(?)、予備予選の配信を見ながらつけていたメモが残っていたので、備忘録的に記しておきます。
伊藤順一さん。
曲に寄り添った穏やかで暖かい演奏が、じんわりと素敵でした。演奏後にふわりと微笑んでらっしゃったのも印象的です。
小林愛美さん。
とてもお若くしてデビューしている方なのに、これほど弾き方を変えるというのは並大抵の努力では無かったと思います。哀愁を帯びた感動的な演奏でした。すでに貫禄が出ておられる……。
Aristo Shamさん。
YouTubeを開いた時に丁度この方が木枯らしを演奏していて、学者のような外見から繰り出される激しい木枯らしに仰天してしまい、一瞬で画面に釘付けになってしまいました。
Talon Smithさん。
どこまでも美しい音色に衝撃を受けました。全ての音が普通より高めに響くような透明感、よく響く澄んだ弱音、決して叩かない打鍵なのに音楽にしっかりと起伏があって……。舟歌ではさらに音の深みを感じました。一つ一つの音が、日光が透き通った真珠の水滴(語彙力が追いつかない)みたい。こんなに『音』自体に説得力を持たせられるTalon Smithさん、普段は一体全体どんな生活をしているんでしょうか。気になっちゃいます(?)
澄み切ったエチュード10-1に関してはミスタッチが気にならないほどの美しさ、というエチュードにあるまじき感想を持ってしまいました。
(余談ですが、Talon Smithさんが自分より年下という事実にショックを受けました。某感染症の影響で大学生らしいことはほとんど経験していないし、心はまだ女子高生で止まってるんですよね〜(苦笑))
反田恭平さん。
圧巻の演奏に圧倒的に圧倒されてしまいました。Talon Smithさんとはまた違った『音』の魅力があって、バラード2番では涙が出そうなくらい感動しました。
ワルシャワで蜂に手を刺されたとのこと、驚きました。ですが、大事には至らなかったようで本当に良かったです。
この日はTalon Smithさんからの反田恭平さんという、個人的奇跡の2連チャンにやられてしまいました。
今井理子さん。
スケールの大きさとエレガントさを兼ね備えた安定感のある今井さんの演奏が、とても好きになりました。ご本人の雰囲気もすごく好きです(小声)
それから、すみません。邪な視点での感想をひとつ。
Alexander Gadjievさん。
成熟したadultな演奏が素敵なのは言うまでもないのですが、ハーフアップにした髪に大きなメガネ、そのままの髭、というラフすぎる風貌と大人な演奏がいい感じにマッチしていて(私の個人的な感想です笑)、衝撃でした。さすがに本選はカッチリと整えてきそうですが💦
そしてGadjievさんは後日、シドニー国際ピアノコンクールで1位と。ワルシャワで弾いてシドニーに飛んでさらに優勝してきたってことですかね……?すごい。忙しい。
解釈がおかしい、語彙が適切でない、など思われるかもしれませんが、自分が感じたままに書いてみました。沢山の素敵なショパンに出会えて幸せな2週間でした。おやすみなさい。
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