夕影巴絵

ゆうかげともえ、と読みます。

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文学フリマ札幌10 御礼

文学フリマ札幌10、おつかれさまでした!「待宵影(影)」というサークルで出店しました、夕影です。まずは、本を手に取ってくださった皆様、ありがとうございました。出店者として同人イベントに参加するのは5度目、文フリに参加するのは4度目でしたが、私のつくった本を手に取ってくださる方がいるなんて、何度経験しても不思議な気分です。今日は売り子さん(アンソロにも寄稿してくださっている深石さん)がお手伝いしてくれました。席を外している間に見ていってくださった方もありがとうございます。今日もたくさん本を購入できてほくほくしています。今日買った本や前回買った本も、少しずつ、大切に読ませていただきます。それから、サインをお願いしたところ快く応じてくださり、嬉しかったです。勇気出してよかった……!運営の皆様、ボランティアの皆様、本を手に取ってくださった皆様、イベントを盛り上げてくださった出店者の皆様。あらためて、ありがとうございました!夕影巴絵P.S.次回開催は来年の7月20日だそうです。数日間にわたる重要な試験が終わった翌日とのことで、申し込むか否かすごーく迷っています。今回とまったく同じ本・設営で参加するか、今年の秋冬で新刊と新しい設営の準備を完璧にしておくかすれば、参加可能か……? いや、そこまで無理して出ることはないのか……? 翌日は流石にメンタルがぐちゃぐちゃになってそうだし……。いやいや、出たいが……。

短編集「理想は白で、ぼくは鈍」

夕影の近況(2025年5月)

 お久しぶりです。さきほどショパンコンクールの記事をアップしたところですが、またまた更新期間が空いてしまっていたようです。 では、簡単に近況報告をば。 結論を先に言うと(?)、夕影は現在も学生です。 一応大学院生ですが、研究というよりは受験勉強をするところなので(研究者になる人もいないではないが、その人も一旦は受験勉強をすることになる)、一般にイメージされる大学院生とはちょっと違う気がします……。←研究なんてしていないのに大学院生を自称するのがちょっと後ろめたい そんなわけで勉強三昧な日常を送らなければならない夕影、これまで以上に文章を書く時間が減ってしまいそうです(勉強三昧な日常を送らなければならない、と思ってはいるのですが、実際は思うように集中できず自分に腹が立つ日々の繰り返しです(泣))。 今は実家でこの記事を書いています(そう、なんと夕影、ついに大学の側で一人暮らしを始めました。おかげで起きている時間の大半を大学で過ごせるため、かなりよき)。ブログを更新するのは帰省中にしようと以前から決めていました。大学で書くとどうしても罪悪感が湧き出てしまうので、書きません。代わりに帰省中は好きなだけ趣味に時間を使っていいということにしています。𝓜𝔂 𝓡𝓾𝓵𝓮 文フリや北ティア等のイベントには引き続き参加したいと思っているので、どうにかして年に一冊は新刊を出しつつ、イベント中だけ勉強のことを忘れる、というスタイルでやっていきたいと思っています。 XことTwitterにも投稿しましたが、直近だと文フリ札幌に参加する予定です。 今後もよろしくお願いいたします。

第19回ショパン国際ピアノコンクール 予備予選を聴いて

 4年ぶりのショパンコンクールがついに始まりました。そして、予備予選の全演奏が終了しました。 本来であれば5年ぶりになるはずでしたが、前大会がパンデミックにより1年延期となったことで、結果として、今大会開催までの期間が1年短縮されたわけです。 前大会の終了後、「次回は4年後か~。その頃になっても配信観る時間取れてるといいなあ」と思っていました。  限られた時間の中で、ということにはなってしまいますが、動向を追うくらいはできそうです。 予備予選については、日本人出場者の皆様の演奏は大体聴くことができました(大体、なので聴き漏らしてしまった方もいます。もっと時間がほしい……!)。 【予備予選で特に印象に残った方々】亀井聖矢さん 高い技術を持ったうえで自分なりのショパンをこだわって模索、追求しているように思います。聴きごたえがありました。亀井さんが弾く他のショパンをもっと聴きたいです。京増修史さん 音色の美しさとダイナミックな表現が共存した正統派な演奏でめちゃ好みです。前大会でも応援していましたが、完成度に磨きがかかったように感じます。中川優芽花さん 美しさに思わずため息が出てしまいました。失礼ながらお名前をちらりと見たことがあるのみで演奏を聴いたことはなかったのですが(主にヨーロッパで活動されていたんですね)、一気にファンになってしまいました。島田隼さん 表現豊かでありながらベースには端正さがあって、この方の演奏もまた夕影の好みに刺さりました。(※追記 島田隼さんのお名前を誤って記載していましたので修正しました。申し訳ありません!) 海外(日本から見て)の方々の演奏も少しだけ聴けたのですが、前大会ファイナリストのHao Raoさんによる期待を裏切らない秀演や、Yanyan Baoさんの丁寧で、かつ自然な流れに乗った演奏が印象に残っています。 結果は明日……。コンクールに参加すれば必ず結果が出るし、予備予選であれば「本大会に出場できる」「本大会に出場できない」の2つのグループにバッサリと分けられてしまうわけですが、真剣な演奏を聴かせていただいたすべての出場者の方々に感謝です。 予備予選の結果が出ると同時に、予備予選免除で本大会出場の資格をすでに得ているピアニストも発表されると言われてますよね。なんだか緊張します……。

文学フリマ東京39 御礼

 おはようございます! イベントから一夜明けて、東京観光へ繰り出すべく朝の支度をしている最中の夕影です。 文学フリマ東京39、おつかれさまでした! 【い-31,32】で待宵影として参加しました。 夕影はこれまで、札幌のイベントにしか参加したことがありませんでした。初の他地域、しかもいきなりの東京出店で、もちろん楽しみでしたが、不安もかなーりありました。 慣れない会場で設営はちゃんとできるのか? 大量の在庫を抱えて、重いスーツケースを引いて帰ることになるのでは? そもそも、ビッグサイトに一人でたどり着けるのか? しかし、皆様のおかげで、無事にイベントを終えることができました。とっても、楽しかったです! 東京は、実際に本を手に取ったり、話を聞いたりして、購入を検討してくださる方が多かったように思います。購入してくださった場合には言わずもがな、購入には至らなかった場合でも、自分の本に興味を持ってもらえたら、それだけで本当に嬉しくて、「来てよかった……」と感激してしまいます。 東京はイベント慣れしている人が多いというのもあるんですかね? なんにせよ、やはり文フリ東京は盛り上がりが格別だな、という印象を受けました。 想像以上にたくさんの方々が夕影の本に興味を持ってくださって、嬉しかったと同時に、少し悔しかったこともありました。六種類の本を持って行ったのですが、そのうち三種類の本が、「完売」になってしまったことです。 特に「共犯×本アンソロジー」は14時ごろにはもう完売してしまって、せっかく購入を考えていてくださった方に「完売しました」と伝えなければならないことが、本当に残念で……😭 「エレガント・セレナード」も、かなり早い時点で完売してしまいました。 帰りに重いスーツケースを引いて帰るのはつらいし、流石に札幌より売れることはないだろう……と考えて、全体的に搬入部数を絞ったのが仇となりました。 現地価格より少し高くなってしまうのですが、一応、自家通販もやっています。 まだ在庫はありますし、次回も参加したいなあと考えているので(夏は暑いのが辛いので、また冬になる可能性が高い)、もしよければ、その時にでもまた見にきていただけると幸いです。興味を持ってくださり、ありがとうございました! お渡しできず、すみませんでした( ;  ; ) そして、今回の出店を語る上で欠かせないのが、ブースのお手伝いに来てくれた藍﨑藍さんの存在です。朝から設営を手伝っていただいたのですが、素早く適切に物を配置するのみならず、私が気づなかったところまで気づいてやってくれたり、開場後も、細かいところまで気遣いが行き届いていて、撤収にも最後まで付き合ってくれたり、もう本当に、感謝しかありません……。投稿サイトやSNSなど、オンラインでの交流は四年以上前からありましたが、オフでお会いするのは初めてでした。ずっとお会いしたいと思っていたので楽しみ半分、緊張半分、といった感じでしたが、お優しくたくさんお話ししてくださって、ありがとうございました! 私が不在時にいらしゃった皆さんのメッセージ(Xで見て絶対買おうと思っていました!など)も、藍﨑さんが受け取ってしっかり伝えてくださりました。直接お会いすることはできませんでしたが、嬉しかったです!  帰ってきたら、ずっと書きたいと思っていた、「部数について」書きたいなあと思っています。 ではでは。東京観光へ行ってきます! (追記あります↓)