ショパンコンクール採点表を見て 雑感
公開された採点表(その時の記事)を見て……。ファイナリストの安定したYes率と点数の高さや(日本人W入賞を果たした反田さんと小林さんも、納得の評価の高さ!)、優勝者ブルース・リウさんの全ラウンドYes率100%という圧倒的王者感などなど、見所は沢山ありますが……。
個人的には、牛田さんのYes率/点数が予想以上に伸びていなかったことが衝撃的でした。2次予選の演奏に至っては14点と15点という全体でもかなり低い点がついており(同審査員がつけた点の中では最低点)、あの素晴らしかった1次予選も思ったより評価されていなかったことがわかりました。
通過確実、また余裕で通過したと思われた1次予選のYes率も、実はちょうど通過ボーダーラインでした。
※Yes/No方式と25点満点の点数方式が併用されているので、Yes率だけで通過者が決まっている訳ではありません
英語版のWiki発見。『Results』を開くと、得点率?点数?で本大会参加者を順番に並べた表が表示されます。
こうしてみると、YAMAHA選択者は結果が振るわなかった……というような傾向も見えてくる気がします。YAMAHA選択者の中では京増さんと牛田さんがツートップですね。
あと、自分的にはかなり意外な人に20点以上の高得点が集中していたりします。私の耳が自分で思っている以上に未熟なのか(もちろん、私は自分が体験した感動を信じます)、審査員席の音響がだいぶ違っていたのか……。どちらにせよ落ち込む夕影でした。
これから試験があるので、今回はこの辺で。ではでは。
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