第19回(2025)ショパン国際ピアノコンクール本大会が始まった(一次予選)
後期の授業1週目が終わったところです。今日は2限から5限までみっちり講義が入っていたので、ご褒美に手仕込みとんかつカレーを食べちゃいました。夕影です。
先日、ついにショパンコンクールの本大会が始まりました。今日で一次予選の演奏が終了し、まもなく結果が発表されます。
今年は前回より時間を取れてないのですが、それでも応援しているコンテスタントが弾く時間までには勉強を終わらせてPCの前に待機していたりもします。
日本人コンテスタントを中心に、大体アーカイブで聴いています。アーカイブ、出るのが早くて助かる。
日本人コンテスタントの皆さん、レベル高すぎませんか? 全体的にレベルはどんどん上がっているのでしょうが、皆さん本当に素晴らしすぎてびっくりしています……。緊張で思うように弾けなかった方もいるのかもしれませんが、そんなミスなんて掻き消してしまうくらい、素晴らしい演奏がたくさん。というか、あの大舞台で最後まで理性を保って弾き切ることができるという点だけ見ても、別次元にいる方々だなあと思います。
中でも私の琴線に触れたのは、
牛田さん(速いパッセージでも一つ一つの音に質量を持たせる誠実さ、トリルが格別! 舟歌は泣けます。サラッとテクニック勝負になりがちなエチュードも牛田さん色に。少なくとも、前回の2次より評価されるのでは……!)
京増さん(清らかな泉から自然と溢れ出すようなショパン。のびのびと弾かれていて、嬉しくなりました)
桑原さん(一曲目「木枯らし」の時点で圧巻の演奏に「非の打ち所がなさすぎるかも!」と震えました。緊張感に満ちたコンクールの中でも、ドラマチックで、かつ、力を抜いて身を任せられるベテランの風格)
島田さん(この方の演奏スタイル、やっぱり好きです)
他にも山﨑さん小林さんや中川さん西本さん、何も見ずとも思い出せる素敵な演奏があるのですが、もう眠すぎて(現在時刻午前3時34分。明日も授業あります😆)限界です……。本当に素晴らしかった。「結果」なんてずっと発表されなければいいのに。
皆さん、ありがとうございました。並々ならぬ修練を積まれてきたピアニストの方々を心から尊敬します。
前回大会から4年。4年なんてあっという間だなあ、と感じるとともに、Eric Luの演奏を聴いて、10年の時の流れを感じました。
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