5/25近況&読書感想メモ『ネバーランド』恩田陸
大学の対面授業が不可となり、大学へは行かず家に引きこもって遠隔授業を受けています。楽すぎて困ります。夕影巴絵です。
まあ、通学しなくていい分、体力的には楽なんですが課題は増えるし気分転換はできないし大変な部分もあります。
うーん、やっぱり普通に大変です。感想メモの更新もすっかり滞っています。とりあえず『続ける』ことが目標なので、当面の間は短く、簡潔に書くことで対応していこうと思います。
閑話休題。
私は高校、大学共に地元から列車で片道○時間かかるところに通っており、『大学に行かない』となると、高校や大学で出会った仲のいい友達と会うこともままならないわけです。
そして私事ですが、近々誕生日を迎えます。
『20歳の誕生日』というと、今までなんとなく過ごしてきた誕生日とは一味違った響きがあります。ですがこんなご時世では友達に会うこともできないし、ロンリー誕生日になるのも致し方ない……と思っています。
でも、物理的には一人かもしれないけれど、精神的には孤独ではありません。友達がいることは、とても喜ばしいことです。
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これは高校で出会った友達が誕生日プレゼントとして贈ってくれた本です。元々、『自分のことを考えて選んでくれた本を贈ってもらう』というシチュエーションに憧れがあったので、嬉しすぎて胸がダンシング! 受け取った次の日に読了しました。
『ネバーランド』恩田陸
伝統ある男子寮で共同生活をする少年四人が抱える暗い過去、重い題材が交差し、心地よく収束する青春ジュブナイル。爽やかな少年たちに潜む仄暗く鋭い感性から、ほのかに香る萩○望都エッセンス。爽やかさと鋭さの共存が、まさに理想の男子高校生像。この思春期の少年の独特の緊迫感が、私たち読者の胸をギュッと握って離してくれないのです。永遠のロマン。
恩田陸さんの本をもっと読みたい!私の読書習慣に新しい風を吹かせてくれてありがとうマイフレンド……。
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