素人文芸部員、す〜ぐ転じさせる。(近況)
美術検定3級の受検がついさっき終わってホッとしたのもつかの間、某試験の合否発表に思いを馳せて憂鬱になっています。夕影です。
私は大学で文芸部に入っています。
ズブの素人部員です。
高校では帰宅部だったし、そもそも文芸部自体存在していませんでした。興味もありませんでした。でも、浪人中に興味が出てきたので、文芸部に入部しました。
まあ意気揚々と入部したはいいものの、某某某ウイルス感染症の流行で一度も集まっての活動はできていません。LINEでの業務連絡のみ。先輩の顔も知らない。
しかし、長い長い夏休みが終わり、講義と帰宅を繰り返すだけの日々が再び始まろうという時。
ようやくTHE☆BUNGEIBUって感じのビッグなお仕事が舞い込んできました。それはズバリ、
部誌制作
です。
それらしい活動をできる時が、ついにきた……!ワクワク!
でも、部誌に自分の書いたものが載るとか自信ないし恥ずかしすぎる……!ドキドキ!
そんな葛藤をしている私の元に(文芸部のグループLINEに)部長から届いた、こんな感じのメッセージ。
「今のところ提出予定者が少なくて困っているので、沢山の方に作品を出していただけると有難いです、、!」
なに!?部長が困っている!?
協力しなくちゃ!!!!
変なスイッチが入った私は、その日のうちに4000字程度の小説を書き上げました。なぜなら提出予定作品の申請がその日までだったから。そういうわけで、元々出す予定だった短歌連作2本と、書き上げたばかりの小説1本を提出することにしました。
後日、グループLINEに次のようなメッセージが投下されました。
作品提出予定者一覧
〇〇さん(部長) 小説と短歌
●●さん 小説
◎◎さん 小説
△△さん 小説
▲▲さん 小説
□□さん 小説
夕影さん(私) 小説1本と短歌連作2本 ←多すぎワロタw
!?
ほぼ全員小説1本だけ……だと!?
3作品も出すの私だけ……?
部長差し置いて、素人新入部員の私だけ3作品掲載されるの……?無理……。
短歌なんて5・7・5・7・7のリズムを意識すればいいことくらいしか知らないし、小説だって他人が読んで面白いと思えるか全く自信が無いし。
考えてみれば、自分の書いたものが紙に印刷されてその上販売までされるなんて、普段インターネットにぽいぽい投稿しているのに較べたらプレッシャー量が全然違います。
部誌を買った人からクレームが来たらどうしよう。
「この夕影?とかっていう名前の人の小説つまらなすぎ。短歌も陳腐の極み乙女。返金求ム」わわわわ
「何この夕影って人の作品、つまんな。まあいいや、次のページは……また夕影!さらに気を取り直して、次のページでは流石に良い作品と出会えるだろ……また夕影!!!こいつ載せすぎ!!!!」あわわわわわ
そして転じて、
「また夕影」
意味:つまらぬものでも無いよりはましであるという意。夕影のつまらない作品が沢山載っていることも、部誌を発行するためのページ稼ぎとして考えれば無いよりもましだな、と思われたことから転じて。
類語 枯れ木も山の賑わい
って感じで辞典に載っちゃうんだ……。そうなったら名捨て人(なすてびと)となって放浪の旅に出るしかない……サヨナラ……。
とまあ、悲観的なことをつらつらと書きましたが、半分くらいは冗談です。「小説1本か短歌1本にしておけばよかった〜」という後悔と、同人誌に初めて自分の書いたものが載るワクワク感が半々といった感じでしょうか。
とりあえず、家族に読まれることだけは避けたいです。恥ずかしいので(笑)
ではでは。
羽生結弦選手の怪我の一刻も早い回復をお祈りします。
SP新プロ曲が判明したようですね。羽生選手のよき理解者・清塚さんの編曲・演奏による『序奏とロンドカプリチオーソ』ピアノソロver.。
この王道で、かつ、清塚さんの手が加わることによって一味違ったものになるであろうプログラムを、羽生選手はどのような色に染めてくれるのでしょうか。
同じピアノ曲だと、あの神がかったバラード1番の演技は、思い出す度に鳥肌が立つほどです。
0コメント