読書感想メモまとめ2022.12
『血か、死か、無か?』森博嗣
『Ψの悲劇』森博嗣
『美少年美術史』池上洋英,川口清香
絵を見ても「美少年だなあ」以上の感想が出てこない読者に、その背後にある「そこに美少年が描かれる理由」を少し理解させてくれる本。
古代の少年愛の誕生から始まり(ここら辺を読んでいる時は正直ドキがムネムネしました。特に「年長者による導き」「太腿の契り」あたり。面白いから人に薦めたいけれど、引かれちゃうかな……と思ったり)、ギリシア神話、キリスト教、近代と、美少年の歴史を絵画から知ることができます。かなりディープな話もあるので、「美少年」というワードにピンとくる皆さんにおすすめです。
ブグローの描く美少年の愛らしさは群を抜いているように思います。流石、表紙に選ばれているだけある。
『天空の矢はどこへ?』森博嗣
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