読書感想メモ『それでもデミアンは一人なのか?』森博嗣

ネタバレ注意!!!






グアトはハギリ、ロジはウグイ。オーロラがロジとそっくりのボディで現れていたという情報で、ようやく確信できました。嬉しい! その後に登場したセリンはもちろんキガタ・「サリノ」。あのウグイが情報局を辞めてでもハギリについていこうとしただなんて、もう……結婚。随所随所でほのぼのいちゃいちゃしてるし。いいですね。

実空間と電子空間。内側と外側。ヴァーチャル。思考と試行。ハギリの中に発想が生まれた時のワクワク感が好きです。

いやあ、百年シリーズが世に出たのは2000年。単体でもすごい作品だと思ったのに(だからこそシリーズとしてもっと読みたかった)、その作品の伏線が20年後も回収され続けているの、ありがたい……。しかも、その間にあったのは数冊どころか何十冊。構想力!

ハギリがグラタンを作ったの、いいですよね。家族って感じ。長生きしてると平均的な手料理のレベルも高くなりそう。

デミアンの再登場も期待します!

夕影巴絵

ゆうかげともえ、と読みます。

哀感パヴァーヌ

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